「大学に行く意味って何だろう?」進学の"その先"を考えるキャリアの視点(1)

「とりあえず大学には行った方がいいよ」
そんな言葉に、なんとなく従ってしまいそうになっていませんか?
多くの高校生が、「進学=当然」という空気の中で、本当は「なぜ大学に行くのか」「行ってどうしたいのか」が曖昧なまま受験に突入してしまいます。でも、人生の数年間を費やす選択だからこそ、その意味を一度立ち止まって考えてみる価値があります。


大学に行く意味って、一体なんだろう?

まず押さえておきたいのは大学が専門的な知識や幅広い教養を深める場所であるということです。自分が興味を持った分野をとことん追求できますし、高校までとは異なる多様な価値観に触れることで、皆さんの視野は格段に広がるでしょう。新しい友人との出会い、サークル活動やアルバイトといった様々な経験は皆さんを人間的にも大きく成長させてくれます。これらは間違いなく、大学生活の大きな魅力であり、大学で学ぶ意味の一つと言えます。

しかし、皆さんに最も伝えたいのは「大学に行くこと自体が最終目標ではない」ということです。大学進学は皆さんが思い描く未来の自分になるために、そして、社会で自分らしく生き生きと活動していくための、きわめて重要な「ステップ」の一つなのです。


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